フラット35
住宅を購入する場合、多くの人は、住宅ローンを組み、ローンの返済が始まります。
住宅ローンというと、従来は住宅金融公庫の融資が一般的に利用され、主流となっていましたが、この住宅金融公庫は2007年3月に廃止され、4月から住宅金融支援機構となりました。そして、利用者への直接融資は原則廃止となり、現在、住宅金融支援機構の新規の融資は、災害時の住宅復興資金向けなどの、例外的な融資のみとなっています。
現在は、「フラット35」が、住宅ローンの主流となっています。
フラット35は、長期固定金利の住宅ローンで、最長35年間金利が変わりません。また、借入時に返済額が確定し返済プランをたてやすくなります。そして、民間の記入期間と住宅金融支援機構の提携により実現しています。
また、フラット35は、メリットが沢山あります。返済中の繰越返済や返済条件の変更を行う場合も手数料はかかりませんし、通常の住宅ローンで必要となる保証料や保証人も必要ありません。また、機構団信制度(機構団体信用生命保険、3大疾病保障付機構団体信用生命保険)も用意されています。
このようなメリットがありますし、今の金利で毎月の返済額を確定させたいという人や、将来金利が上昇した場合に、月々の返済額も増加してしまうと返済が大変だと心配される人には、フラット35はお勧めだとおもいます。
しかし、デメリットもあります。例えば、フラット35を申し込んでも、住宅金融公庫から承認をもらうまでに2週間から1ケ月くらい必要となり、審査の結果承認されないこともあります。また、融資実行時の金利が適用されますから、注文住宅など融資の実行までに月数がかかる場合、金利を予想するのが難しくなりますし、申込みの時の金利が安くても、実行時に金利が上がってしまうと、ずっとその金利で借りなければならなくなってしまうのです。また、上述のように団体信用保険は用意されていますが、通常の銀行ローンであれば団体信用保険も組み込まれていることも多いですが、フラット35では別に加入しなければなりません。また、所得による融資制限があったり、借入条件(所得の条件、融資額の条件、建物の条件など)が様々設けられ、繰越返済の最低額が100万円以上となっているため、100万貯蓄するまでの間に利息が増えてしまうということがあります。
住宅の購入にあたっては、様々なことを考えなければなりませんが、住宅ローンも、様々ですから、色々な物を比較検討する必要があります。
